【火曜日更新:"Ecology"と"Economy"(その5)】 H18年2次試験事例3と化学物質対策
こんばんは。ACG@井上です。
しかし・・暑いですね。
私の会社はクールビズ(ノーネクタイ、ノー上着)でOKなので、まだ助かります。
最近は小池百合子代議士についていろいろ言われていますが、個人的にはクールビズを広めてくれた立役者として感謝です。
(夏にネクタイ&上着必須にはもう戻れない・・・)
さて、前回までは地球温暖化についてお話しましたが、今回からは地球温暖化と並んで製造業ではホットな「化学物質対応」について書きたいと思います。
昨年の中小企業診断士2次試験の事例3(生産管理)においても、化学物質対応が経営上の課題として取り上げられていました。(問題文の最終段落)
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今日の自動車業界では、欧州市場を先駆けに、地球環境負荷物質である六価クロムを一切含有しない「三価クロメート処理」への転換が急務になっている。現在C社では、得意先からの転換要請に対して、・・・・・・C社にとって、自動車業界における環境対応・技術革新に向けての体制強化は、次代の存立・発展にとって重要な課題に挙げられる。(一部省略)
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なぜこのような事例問題が出題されたのでしょうか?
EUにおいて、特定の物質(C社では六価クロム)が含まれている自動車や家電製品を売ってはダメ!という法律ができたからなんです。
C社は直接EUと取引しているわけではないのですが、C社の部品を使った自動車を製造しているメーカー(トヨタやホンダ、日産とかですね)は当然EUに輸出してますよね。だから、最終品メーカー(特に大手)からサプライチェーンをさかのぼって、C社のような部品メーカーに対しても影響が出てきているわけなんです。
「得意先からの転換要請」と問題文にありますが、転換できなければ取引停止ということにもなってしまいます。つまり化学物質管理が経営に大きなインパクトを与える1つとなっていることがうかがえます。
これは決して仮想のC社の話ではなく、製造業(特に、自動車、電機・電子機器)のサプライチェーンを構成する会社は現実に直面している課題です。
化学物質管理においては、EUスタンダードの状態になっており、EUの規制が各国に波及し、各国法として法令化されているのが現状です。
次回から、EUの化学物質規制の一部をご紹介していきます。
どうぞ、よろしく。
- 投稿者:井上 晋一
- 日時:2007年08月28日 22:00
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