【土曜更新:たんくぼの診断士Eyes!Vol.2 ~何でも見てやろう<前編>~】

みなさん、ごぶサタデー!
たんくぼです。
土曜日担当ということになりました。ウィークエンド(古いね、この言い方)のまったりとしたひととき、のんびりお付き合いください。

さて、今回のテーマ「何でも見てやろう」って聞いて皆さんは何を思うだろうか?
「小田 実(おだ まこと)」という答えが返ってきたあなた、団塊世代以上の方か?それとも・・・
そう「何でも見てやろう」とは、小田実氏の著書である。
その小田実氏が、先月末逝去した。享年75歳。
そのニュースを聞いて、追悼の意味も込めて、かつて私も愛読した「何でも見てやろう」について書いてみようと思いました。
いろいろ考えたら長くなりそうなので、2回に分けて連載することにします。

さて、本の内容は、1960年代初頭のまだ海外旅行自由化前の、1ドル360円時代に世界22カ国を貧乏旅行(1日1ドル生活)した際に綴った大ベストセラー旅行記である。
私は、団塊の世代でもなく、市民運動家でもないが、高校時代にふとしたきっかけで(当時はインテリを目指してた文学少年だったのだ)この本を手に取り、貪るように読んだ。
当時すでに発行から20年以上経過していたが、まったく古さは感じられず、むしろ私を旅に駆り立てた、バックパッカーの世界に誘った3大バイブルのひとつとなった(ちなみに他2つは、開高健の「オーパ!」と超定番の沢木耕太郎の「深夜特急」)。

この貧乏旅行当時小田氏は、フルブライト奨学生としてハーバード大に留学した超エリートの立場だった。エリート故のちょっと見下した感じが文面から見受けられるが、それが私にはむしろ心地よかったのかもしれない。豊かなアメリカと人種差別、東西冷戦の緊張感が彼の目線を通して妙にリアルに伝わってきた記憶がある。
彼の主義主張、思想は措いておいて、この本は私の中では名作のひとつである。

そんな小田実氏と「何でも見てやろう」を診断士的に分析してみたいと思う。
名付けて「診断士Eyesで見てやろう」

続きは「何でも見てやろう<後編>」で・・・

よろしく哀愁。

comments

comment form

comment form